DX事例/手書きサインでペーパレスに

手書きサイン・電子署名

手書きサイン、電子署名って、どれくらい広がっているんでしょうか。

弊社にはケアマネージャ事務所(居宅介護支援事業所)がありまして、デイサービスや他ケアマネージャ事業所との接点がいろいろとありますが、、、、


まったく進んでいない。

と実感します。



ケアプランや契約書の印は不要になった

それどころか、

・ケアプランや各種計画書(訪問介護計画書・通所介護計画書等)にいまだ印を押している

・契約書など印を必要としている

・その他署名と印を一緒にしている


という昔ながらの事業所が多いのではないでしょうか。

行政に提出する書類も徹底的に「印」が不要になってきている中、いまだに署名と「印」を押すメリットはまったくありません。


それどころか、朱肉を用意する、わざわざ印鑑を準備するなど、負担になっているのも事実です。



訪問介護の実績も手書きサイン

訪問介護員が訪問し、サービスを行った後、複写の紙に手書きでサインして、、、、

という事業所は多いでしょうが、WiFi環境がないところでは、うちの事業所でも同じです。


事業所外のWiFi環境がない場所では色々と問題が起きる可能性があるので、心配ですね。


ただ、、、WiFiが整っている施設などは、電子署名にチャレンジしてはいかがでしょうか。



訪問介護実績アプリの作成

電子カルテでFileMakerを活用しているため、モバイル用のFileMakerGOを使用すると、音声入力や電子署名が簡単に出来ます。これにずいぶん、助けられています。

これによるメリット・デメリットは次の通りです。


メリット:

・複写用紙(テレッサ)を使わなくなり経費削減できる(2年毎に数万円削減)

・様式を使うので入力が早い

・端末で簡易チェックを行うので、エラーチェックが出来、完成度が高い。


デメリット:

・端末代やアプリ、WiFi環境を準備する必要あり(コスト)

・問題が起きたときにすぐ対応できる人が近くに必要

・操作が不慣れなパートさんや女性などの教育やアレルギーに対応必要


このデメリットであるところを自社では見事クリアしたので、、、、

パートや女性でも簡単に使っています。

何よりも、1枚の伝票が非常に速くできるので、業務改善につながっています。



他社製品はどうか

これも同じく、導入コストがかかる他、やはり問題が起きたときにすぐ対応出来ないと、、、なかなか進まない、というわけです。


IT導入補助金などの支援もありますが、はやしが考える大事なことは、、、


DX推進で気軽に聞ける担当やコミュニティが必要!


と切に感じます。

このIT介護支援室ではそこを担当する、というわけなんですよね






あんしん村IT支援室

あんしん村IT支援室は以前、IT介護支援室とし、2023年1月に設立しました 現在は、コワーキングスペース併設で介護事業所他IT化・DX推進を支援するために、IT支援室と変更。 自らの経験・知識を活かし、他の事業所を支援したい! そんな想いで立ち上げました。 にぎわいあるコミュニティをめざします!

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